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こんにちは!たぬきうどんです!
私は2018年に非IT業界から未経験でエンジニアに転職し、現在までエンジニアとして働いています。
この記事はCloudTechロードマップ作成委員会著作、くろかわこうへいさん監修の『AWSエンジニア入門講座――学習ロードマップで体系的に学ぶ』のレビューと感想記事です。
この本を読もうかどうか迷っている方にとって必見の記事となっているので、ぜひ御覧ください。
本の概要
『AWSエンジニア入門講座――学習ロードマップで体系的に学ぶ』は
AWS学習サイト運営YouTuberである監修者自身が実サービスの導入で習得しながら体系化した「AWS学習ロードマップ」に沿って,現場でよく使われるAWSのサービスとIT技術をやさしく解説していきます。さらに効率的に学ぶ方法も伝授します。
技術評論社 『AWSエンジニア入門講座――学習ロードマップで体系的に学ぶ』ページ
(https://gihyo.jp/book/2022/978-4-297-12537-0)より
とあるように、「AWS初学者」を対象にした一冊となっています。
レビューと感想
本書のレビューと感想を以下に簡単にまとめました。
- AWSについての基本的な知識を網羅的に習得できる
- ロードマップ・学習優先度・到達目標レベルを参考に効率よく学習を進めることができる
- 特設サイトの解説動画コンテンツと合わせて学習をすすめることができる
- 写真や図が少ない
それぞれについて詳しく書いて行きます。
AWSについての基本的な知識を網羅的に習得できる
本書はAWSの主要なサービスの概要から利用料金見積もり方法まで幅広く書かれています。
また、書かれている内容はどの項目も基本的な内容がメイン。
さらに、クラウドサービスを利用するために必要なLinuxやセキュリティ等の知識についても書かれており、AWS周りの知識についてしっかりと補完されている、かゆいところまで手が届く一冊だなと思いました。
そのため、本書が対象としてしている「AWS初学者」にとってもとっつきやすい内容となっています。
この一冊を読むことで、AWSの主要なサービスについての基本的な知識を網羅的に習得できることは間違いないです。
ロードマップ・学習優先度・到達目標レベルを参考に効率よく学習を進めることができる
本書は巻頭の方に
- 学習ロードマップ
- 学習優先度
- 到達目標レベル
が書いてあります。
学習ロードマップはAWSの各サービスについて、どういったことをメインに学習すればいいのか、また、そのサービスに必要なLinuxやセキュリティ等の知識は何かをひと目で体系的に確認することができます。
学習優先度と到達目標レベルは本書に書かれている内容について、どの項目が特に必要で、どの程度まで理解すればいいかを目標として設定しているもので、初学者エンジニアから現役エンジニア、そして、非技術職に関してそれぞれ設定されています。
そのため、自身の立ち位置からどの内容をどの程度学習すればいいか、ある程度の目安をつけることができ、効率よく学習を進めることができます。
特設サイトの解説動画コンテンツと合わせて学習をすすめることができる
本書には特設サイトが設けられています。
その特設サイトには本書に付随した解説動画等が用意されています。
書籍と併せて解説動画を見ることで、知識の定着を効率よく行うことができます。
写真や図が少ない
本書のイマイチだったところは写真や図が少ないところです。
「文章じゃ分かりづらいなぁ…」や「このサービスのマネジメントコンソールの画面が欲しいなぁ…」と思ったことが多々ありました。
ただ、特設サイトにある解説動画を利用することで、この不満点はある程度解消できるかと思います。
まとめ
以上が『AWSエンジニア入門講座――学習ロードマップで体系的に学ぶ』のレビューと感想でした。
個人的に本書をオススメできる人は
- AWSをほとんど触ったことがない初心者エンジニアから現役エンジニアを含めたAWS初学者
- 非エンジニアだが、AWSの知識が必要となった非技術職
です。
この1冊でAWSの主要なサービスの基礎知識については習得できます。
個人的な本書の使い方としては、本書を1周して基本的な知識を頭に入れた後、本書を傍らに置きながら、実際に手を動かして学習を進めていくのがよいと思います。
この記事が皆さんの助けになれば幸いです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!